ヒットゲーム『Gossip Harbour』がライバルアプリストアに移行
ゴシップハーバー: 広告で必ず目にした隠れたモバイルヒット作
あなたが積極的にプレイしているゲームではないかもしれないが、その広告を見かけたことはほぼ間違いない。「母親がハマりそうなタイプ」のこの予想外のヒット作は、静かなる収益成功を収めている。ではなぜ今、代替アプリストアへ進出するのか? これらの代替プラットフォームとは何か? その答えから見えるのは、業界の興味深い変化だ。
避けられないモバイル広告の巨人
YouTubeを頻繁に視聴する方やモバイルゲーム愛好家なら、繰り返し流れるゲーム広告に飽きているはず。その代表格が、物語要素を交えたマッチングパズルゲーム「ゴシップハーバー」だ。この戦略は明らかに功を奏し、開発元MicrofunはGoogle Play単体で1000万ドル以上の収益を上げた。
注目すべきは収益額ではなく、同社の意外な次の一手。成功を受けてGoogleでの宣伝拡大ではなく、パブリッシャーのFlexionと提携し、代替アプリマーケットプレイスへの進出を選んだ。
代替アプリエコシステムの基礎知識
馴染みのない方へ:代替アプリストアとはGoogle PlayやApple App Store以外の流通経路。サムスンのGalaxy Store(多くの端末にプリインストール)やその他サードパーティ製プラットフォームが該当するが、現状では二大巨頭の牙城は崩せていない。
戦略転換の背景
成功したゲームがなぜ代替流通を模索するのか? 利点は二つ:収益性の向上と将来に備えたポジショニングだ。モバイルゲーム業界の広範なトレンドの一端と見る向きもある。
AppleとGoogleをめぐる近年の法整備が、競合マーケットプレイスに隙を作った。ファーウェイのAppGalleryなどは特恵施策で攻勢をかけ、キャンディークラッシュサガのような老舗タイトルも流通多様化を開始している。
MicrofunとFlexionは、代替ストアの主流化に賭けているようだ。この戦略の成否は、一元化されたアプリストアの利便性を超えられるかどうかにかかっている。
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