ニュース Bend Studio、新プロジェクト移行に伴い人員削減を実施

Bend Studio、新プロジェクト移行に伴い人員削減を実施

著者 : Ethan アップデート : Nov 27,2025

ソニー傘下のスタジオであるBend Studio(『Days Gone』の開発元)は、従業員の人数を明かさないまま一部を解雇した。

同スタジオは、短いソーシャルメディアでの声明で、これらのレイオフは「次のプロジェクトへの移行中」に必要であり、「チームにとって困難な時期である」と認識していると説明した。

声明は「本日、次のプロジェクトに重点を移すにあたり、非常に才能ある複数の同僚に別れを告げます」で始まった。「彼らの貢献に心から感謝します。その貢献は、我々のアイデンティティを形作る助けとなり、その影響は我々の遺産の一部として残り続けるでしょう。

「これは我々のチームにとって困難な時期ですが、ここまで我々を導いてくれた全ての人々に深い敬意を抱いています。今後も、我々が開発するゲームにおいて、創造性、情熱、革新性をもってBend Studioの未来を形作ることに専念します」

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Bend Studioは、今後のプロジェクトや影響を受けた従業員の数については詳しく説明しなかった。しかし、ブルームバーグのジェイソン・シュライアーによると、チームの約30%(約40人と推定される)が解雇されたという。これがスタジオの近い閉鎖を示すかどうかを問われたシュライアーは、運営を維持する努力をしていないのであれば、経営陣が40人のスタッフを削減する可能性は「低い」と示唆した。

これらのレイオフは、ソニーが最近、Bend StudioとBluepoint Gamesで開発中だった未発表のライブサービスゲーム2作品を中止したことに続くものだ。Bluepointで中止された作品は、ライブサービス型の『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズの一作であったと報じられている。Bend Studioで中止されたライブサービスプロジェクトの内容は明らかにされていないが、同スタジオのコミュニティマネージャーは以前、チームが「エキサイティングな新コンテンツを創り出す」意図があることを確約していた。Bend Studioの最後の主要リリースは、2019年発売のPlayStation 4向け『Days Gone』で、その後2021年にPC版がリリースされている。

この出来事は、業界全体に及ぶ一連の削減と人員整理のもう一つの事例である。ほんの数日前には、『Outriders』の開発元People Can Flyも同様の発表を行い、プロジェクト中止がレイオフの理由であると述べた。